KAYZのスタコレ2

全国各地に設置されているスタンプを集めています。記事の大半はスタンプ関連、他は讃岐うどんやカレーなど…。Twitterアカウントは@kayz_stamper

【JR西】片町線(学研都市線)

2019.3.17 おおさか東線などなど・その5(終)

足を伸ばして駅名が改称された寝屋川公園(旧・東寝屋川)へ。 この訪問時間は失敗でしたね。 夜間はほぼ3時間窓口が閉まっているんですよ。 窓口閉鎖時間を知りつつ訪問したんです。 1回ぐらいは駅務室から出てくるだろうと思ったのですが、甘かったですね…

里山から都会へ 片町線・番外編その2

1997(平成9)年、JR東西線の開業に伴い廃止された片町駅のスタンプをアップしておきます。 描かれているのは駅近くの藤田美術館。 西南戦争で巨利を得て「藤田組」を設立した明治時代の実業家、 藤田伝三郎男爵(1841~1912)と長男の平太郎、二男の徳次郎の…

里山から都会へ 片町線・その19(終)

鴫野は地下鉄・今里筋線の乗り換え駅。 片町線は大阪環状線と交差する京橋が終点になりますが、レールはそのまま東西線へ続いてゆきます。 スタンプは新旧ともに大坂冬の陣古戦場の碑が描かれていますが 今里筋線の駅スタンプもテーマが同じのためここでは割…

里山から都会へ 片町線・その18

放出(はなてん)は全国的に有名な難読駅ですが、 関西に住む人にとっては「ハナテン中古車センター」のCMでおなじみ( ‥)/ スタンプは新旧ともに駅近くの阿遅速雄(あじはやお)神社がテーマになっています。 現行の支社印にある草薙の剣伝説は668(天智天皇7)…

里山から都会へ 片町線・その17

東大阪市と大阪市鶴見区の境界線が入り組む徳庵、不思議な響きのする地名ですね。 名前の由来については諸説あるようですが、 「川の近辺に『徳』という名の尼さんの庵が在った」とされています。 行政区の都合で一帯が守口市や東成区となった時もあったこの…

里山から都会へ 片町線・その16

鴻池新田の駅名は大坂の豪商、鴻池家三代目の善右衛門宗利が広大な新開池の跡地を開発した新田に由来しています。つまり「鴻池家が作った新田」ですね( ‥)/1705(宝永2)年に工事開始、大和川付け替え工事でできた新田の中でも最大の面積を誇りました。スタン…

里山から都会へ 片町線・その15

大東市の中心駅で快速も停車する住道(すみのどう)のスタンプには駅北口の風景が描かれています。駅北側には寝屋川と恩智川が平行して流れていて駅正面に合流点があるのですがそれを覆うように2階部分には北出口とつながるデッキが設けられ、川を渡りきれば…

里山から都会へ 片町線・その14

野崎のスタンプは新旧ともに野崎観音がテーマ。「野崎の観音さん」とした親しまれている福聚山慈眼寺は行基による創建とされ、戦国時代には三好、松永の兵火で焼失しましたが元和年間(1615~1624年)に曹洞宗寺院として再興されたと伝えられています。現行ス…

里山から都会へ 片町線・その13

四条畷の「条」の旧字体は「條」でこれが市の固有名詞「四條畷市」に使われます。 ややこしい…(-_-#) そして、学研都市線の四条畷駅、所在地は四條畷市ではなく隣の大東市に。 輪をかけてややこしい…(笑) ※四條畷市内の鉄道駅は前述の忍ヶ丘しかありません。…

里山から都会へ 片町線・その12

片町線沿線は様々な歴史や伝説に彩られていますね。 次の忍ヶ丘の支社印のテーマは「雁塚物語」。 『戦国時代初冬の文明年間の話。 一人の猟師が雄の雁を射止めました。 ところが不思議なことに首がどこにも見当たりません。 「おかしなことがあるもんやなぁ…

里山から都会へ 片町線・その11

東寝屋川の支社印に描かれているのは「鉢かづき姫」。 「河内の国のシンデレラ」と言ってもよいような物語です。 『河内国の寝屋というところに住んでいた「寝屋の長者」(備中守藤原実高)の娘、初瀬姫は 観音様のお告げに従い、若くして亡くなろうとする母親…

里山から都会へ 片町線・その10

星田も快速停車駅。 支社印(右)に描かれているのは府民の森・ほしだ園地にある「星のブランコ」。 全長約280メートル、最大地上高約50メートルで人道吊橋として全国最大級の木床吊橋です。 河内磐船の項でも記しましたがこのエリア「交野ヶ原」は七夕伝説の…

里山から都会へ 片町線・その9

快速が停車する河内磐船は徒歩連絡で京阪・交野線の河内森と乗り換えが可能です。 支社印(右)のテーマは「七夕伝説の里」。 枚方市・交野市のエリアは古くは「交野ヶ原」と呼ばれ、 天の川という七夕にゆかりのある名の川が流れています。 交野市の倉治には…

里山から都会へ 片町線・その8

津田は藤阪と同じく快速が通過する駅ですが、藤阪と異なり駅前は賑やか。 支社印には駅から30分足らずの所にある源氏の滝が描かれていますが滝にはこんな伝説があります。 「昔このあたりに源氏姫と梅千代という若者が住んでいた。 ある時、大和と河内の国境…

里山から都会へ 片町線・その7

次は藤阪。 住宅地は駅から少し離れているので駅前は閑散としています。 支社印には王仁公園が描かれています。 5世紀頃に百済から渡来、応神天皇に論語や千字文などを献上したという儒学者・王仁を記念した公園で プールやテニスコートなどがある他、釣り…

里山から都会へ 片町線・その6

長尾からは大阪府に入ります。 1989(平成元)年3月までは木津との間を気動車が走っていました。 支社印(右)に描かれているのは調べてみたところ、駅近くにある菅原神社のようです。 この辺りを拓いた久貝因幡守正俊の子・正世が慶安3(1686)年、 新しく拓い…

里山から都会へ 片町線・その5

大阪方面からやって来た各駅停車は大半が松井山手で折り返し。 1989(平成元)年3月、木津~長尾間の電化開始に合わせて開業した比較的に新しい駅で 駅周辺で京阪東ローズタウンを開発している京阪電鉄が建設費を負担した「請願駅」です。 ※湖西線の小野駅も…

里山から都会へ 片町線・その4

徐々に西へ進路を変えながら大住へ。 長年の間、4両編成分ホームが一面だけの無人駅でしたが 2002年に7両編成停車や行き違いが可能な有人駅となりました。 周囲はまだまだ開発途上、といった感があります( ‥)/ 支社印に描かれているサイクリングロードとは…

里山から都会へ 片町線・その3

1997年(平成9)4月に綴喜(つづき)郡田辺町より市制施行した京田辺市。 駅名も同時に田辺から京田辺へと改称されています。 「京田辺」としたのは田辺市(和歌山県)との重複を避けるため。 ちなみに近くにある集配郵便局は「山城田辺」のままで改称はなしです…

里山から都会へ 片町線・その2

同志社前のスタンプは駅名通り同志社大学がテーマ。 駅名の由来となっている通り、学校法人同志社の京田辺校地(同志社大学京田辺校地・ 同志社女子大学京田辺校地・同志社国際中学校・高等学校)への最寄駅となっています。 大阪支社印は学校が描かれている駅…

里山から都会へ 片町線・番外編その1

祝園の次、下狛とJR三山木は無人駅のため駅近くにある同名の郵便局の風景印を紹介します。 下狛郵便局の風景印に描かれているのは「花空間けいはんな(旧・京都フラワーセンター)」の風車。 2009年春で閉園、現在は京都府農林水産技術センター生物資源研究…

里山から都会へ 片町線・その1

学研都市線の愛称を持つ片町線は京都府・木津川市の木津から大阪市の京橋までを結ぶ路線です。 関西文化学術研究都市(田辺地区)へのアクセス路線であることから 平成元年(1988年)3月にこの愛称が付けられました。 では起点の木津から2つ目の祝園(ほうその)…