1997年(平成9)4月に綴喜(つづき)郡田辺町より市制施行した京田辺市。
駅名も同時に田辺から京田辺へと改称されています。
「京田辺」としたのは田辺市(和歌山県)との重複を避けるため。
ちなみに近くにある集配郵便局は「山城田辺」のままで改称はなしです。
また、田辺市は中心駅に「紀伊田辺」と旧国名を冠していますが
これは大阪市営・谷町線の「田辺」と重複を避けるためとのこと。
ここは近鉄京都線・新田辺の駅も近く、大阪・京都・奈良の3方向に線路が分かれていく地ですが
地図を見てみればこれまでの区間(祝園~京田辺)は近鉄の他、
木津川の対岸のJR奈良線とも併走していることがわかります。
私はJR三山木から徒歩で奈良線の玉水まで向かったことがあります( ‥)/
支社印に描かれるのは一休寺。正式には酬恩庵といいます。
文永4(1267)年の創建ですが室町時代に一休宗純(「一休さん」のモデル)により再興されました。
スタンプに描かれている通り本堂は国の重要文化財。
庫裏や木造一休和尚坐像なども国の重要文化財にしていされている他、
庭園は国の名勝に指定されています。
一休禅師の御廟もありますが一般公開はされていません。
禅師は後小松天皇の皇子と言われていることから御廟が宮内庁の管轄となっているためです。
そうそう。
駅前に一休さんの像がひっそりとあるのですが、可愛くないです(笑)
是非探してみてください。