この日最後に押したのは南条SA(上り)のスタンプでした。
描かれているのは越前竹人形。
昭和27(1952)年頃、師田保隆・三四郎兄弟が竹かごなどを作った後の竹の廃材でなにかできないかと思い、
遊び心(!)で作り始めたのが越前竹人形の始まりです。
その後、音楽人形・永平寺雲水人形・勧進帳人形などを製作し、
昭和30(1955)年以後は全国竹製品として数々受賞。
福井県の新しい特産品として世に知られるようになりました。
もう1つのスタンプ、俳句ラリースタンプ「月に名を 包みかねてや いもの神」の句は、
「奥の細道」の旅も終わりに近づく福井から敦賀に向かう途中、湯尾峠にさしかかったおり、
茶屋の軒下にぶら下がる疱瘡よけのまじないの杓子(いもの神)が、
月明かりに照らされて浮かび上がったのを見て、
その姿をユーモラスに詠んだ句と言われております。
この後は敦賀で高速を下り、湖西をたどって帰りましたが、
スタンプ収集か移動かのどちらかでこの日は余裕がなかったですね。
ま、目的地が『能登の穴水』と遠過ぎるのに1日で行って帰って、と計画したからなのですが(笑)