一昨年の
台風18号による土砂災害の影響で家城~伊勢奥津の間は現在
代行バスが運行されています。
伊勢八知は
代行バス区間の中間駅で唯一…というか家城以外では唯一の有人駅(
簡易委託駅)です。
その
代行バスがスタンプを押している時にちょうど駅前にやって来ました。
家城~伊勢奥津を結ぶ
代行バスは1日わずか5往復半…( ‥)/
片面のみホームから1枚撮ってみました。
線路の間から雑草が生えているのが見えますね。
駅近くの踏切には線路をさえぎるロープが張られ、踏切棹も撤収されています。
「もう二度と列車は通りませんよ」と言わんばかりの光景ですが、
5年後となる2016(平成28)年度中に
代行バス区間の運転再開を目指すそうです。
当初
JR東海側は沿線の山林荒廃も踏まえて「復旧しても再び災害は起こる」
…という見解を繰り返したものの(この主張自体、どうかと思いますが)
自治体との協議を進めた結果、治水工事は津市、治山工事は県が担当して復旧事業を開始することを合意。
自治体側の負担があるものの鉄道としての運転再開を目指した
自治体側の執念が実ったと言えますね。