久宝寺の名の由来は聖徳太子がこの地に「久宝寺」を創建したことによるのですが、
どこに建てられ、いつごろ廃れたかはっきりしていません。
戦国時代には本願寺第8世・蓮如がこの地で布教活動を始め、
西証寺(のちの顕証寺)を創建して、周囲に環濠をめぐらせて環濠集落・寺内町が形成されました。
そういった歴史を持っていても「久宝寺」という地名が
今も残っているというのはなかなか興味深い話ですね。
支社印に描かれているのは久宝寺緑地。
八尾市・東大阪市・大阪市平野区の3市境に広がる緑地公園で、
服部緑地(豊中市)・鶴見緑地(大阪市鶴見区・守口市)・大泉緑地(堺市北区)とともに
「大阪四大緑地」に数えられています。