県境の駅、美作河井。
ホームの先端まで歩いてみると左手に転車台の跡が見えるはず。
この転車台跡、ホームからはたどり着けません(線路を越えるのは危険!)
見学したい場合は駅北側の矢筈山登山口で線路下をくぐる必要がありますが
つい見逃してしまいそうな入口です…(-_- )
この転車台、かつてラッセル車の向きを変えるために使用されていた手動タイプ(!)で
使用を終えた以降は荒れ放題の果てに土で埋まり木まで生えていたのですが、
2007(平成19)年に掘り起こされて一昨年(2009年)には近代化産業遺産の認定を受けています。
山間の小さな駅にひっそり残る鉄道遺産。
「この転車台のレールが目の前のホームに続いていた頃は活気に溢れた駅だったんだろうなぁ」
…と思いを巡らせる私なのでした。