さらに次の安倍川でも下車。
住宅地の中にあり、1985(昭和60)年開業と比較的新しい駅です。
支社印に描かれているのは東海道五十三次の20番目の宿場、丸子宿(鞠子宿)。
丸子宿は東海道五十三次の中で最も小さな宿場でしたが、
とろろ汁や安倍川もちといった名物がありました。
江戸時代、貴重で珍しかった白砂糖を使っていた安倍川もちは
「東海道中膝栗毛」には「五文どり(五文採)」という別名で登場しています。
また、とろろ汁は歌川広重が「東海道五十三次・丸子」に描いた老舗・丁子屋で
現在も味わうことができます。