毘沙門天の「毘沙門」とはサンスクリット語の「ビシュラバナ」(「全てを聞く」の意)を音写したもの。
古来より財宝の神としてインドで信仰されていました。
仏教では四天王の一人に数えられ、また七福神の一人にも数えられています。
善國寺が創設されたのは桃山時代末の文禄４(1595)年。
日本橋馬喰町にて開基しましたが、寛文10(1670)年の火災で焼失した際に麹町へ移転、
寛政４(1792)年の火事でこの神楽坂へ移転してきました。
なお麹町の遺構ですが、麹町三丁目交差点脇の歩道に建てられている黒御影の
『善國寺谷跡』の石碑にて往時を偲ぶことができます。
※1/23押印
