KAYZのスタコレ2

全国各地に設置されているスタンプを集めています。記事の大半はスタンプ関連、他は讃岐うどんやカレーなど…。Twitterアカウントは@kayz_stamper

GWは7連休でした ~2019.5.2 大船渡線盛駅~

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盛からは再びJRなのですが、
大船渡線気仙沼線の沿岸部分は今もバスで運行されています。

BRT(Bus Rapid Transit, バス高速輸送システム)による仮復旧という形で
震災以来運行されていますが、
LRTとなった富山ライトレールや鉄路が全通した三陸鉄道を実際に見ていることもあり、
「『BRT』とは聞こえがいいものの、結局は代行バスやんか」、
と思いながら旅を続けていた自分がいました。

いろんなBRTに関する記事を見て思いました。

震災後にいち早く移動手段を構築しないといけなかった、というのはわかります。
鉄路があったところにバスを走らせる…。
わざわざバスをそこに走らせなくてもよかったのではないか、
そこにバスを走らせるともうそこに列車が走ることはないということにならないか。
並行する道路にバスを増発して、その間に鉄路を復旧させるとかはできなかったのか。

いろいろ思うところはあります。

BRTというこの名称もこのケースで使うのはどうなんだろうと思ってしまいます。
取って付けてな感じがするんですよね、私にとっては。

そもそも「BRT」と「代行バス」は違うのではと思いますし。

海外では普及しているBRT。
バスを2両以上で運行している画像もネットでは見ることができます。
そういった画像を見るとこの大船渡線気仙沼線については
「ほらやっぱり単なる代行バスやん」と思ってしまうのです。

三陸鉄道が全通したことでその思いが強くなったところもあります。
鉄路を残すのか、手っ取り早く移動手段を構築するのか。
盛以南は後者をとった…ということなんでしょうね。

バスに乗っていて感じましたが「高速」でもないんですよね。
専用道以外ではフツーに渋滞に巻き込まれますから。

他の地域のように徐々に鉄路を復旧していくようにしたほうがいいのではと思いました。
でも、ここまで鉄路を封じてしまうとそれも難しい、と思います。

ただ、運行本数が増えたという点は評価していいと思いますよ。

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大船渡は完全にバス停でした。
これではスタンプなんて置かれるワケがないですね(涙)

陸前高田はバスターミナルになっていました。
奇跡の一本松は新たに駅(バス停)になりましたが、
バス停から一本松からはけっこう離れてます(…)

バスから降りることは結局なかったのですが、
大船渡や陸前高田はまだまだ復興には遠いなぁと思いました。

鉄路を捨てたとは思っていませんが、
このままBRT(という名の代行バス)を続けるようですね。
このあとの項でも書くと思いますが、
BRTを続けるにしても所々に不自然な感じがありました。

(つづく)