金曜日(1/27)に第84回選抜高校野球大会の出場校32校が発表されましたね。
もう新聞やテレビなどでもうご存知かと思いますが、
出場32校は以下の通りです( ‥)/
●北海道
北照(２年ぶり４回目)
●東北
光星学院(青森・２年連続６回目)
花巻東(岩手・３年ぶり２回目)
聖光学院(福島・４年ぶり３回目)
●関東
作新学院(栃木・８年ぶり９回目)
高崎健康福祉大高崎(群馬・初出場)
高崎(群馬・31年ぶり２回目)
浦和学院(埼玉・２年連続８回目)
横浜(神奈川・２年連続14回目)
●東京
関東一(４年ぶり４回目)
●東海
愛工大名電(愛知・７年ぶり９回目)
三重(三重・２年ぶり11回目)
●北信越
地球環境(長野・初出場)
敦賀気比(福井・２年ぶり４回目)
●近畿
近江(滋賀・９年ぶり３回目)
鳥羽(京都・11年ぶり４回目)
大阪桐蔭(大阪・２年ぶり５回目)
履正社(大阪・２年連続４回目)
天理(奈良・５年連続22回目)
智弁学園(奈良・11年ぶり８回目)
●中国
倉敷商(岡山・22年ぶり３回目)
早鞆(山口・初出場)
●四国
鳴門(徳島・32年ぶり７回目)
高知(高知・２年ぶり16回目)
●九州
九州学院(熊本・２年連続５回目)
別府青山(大分・初出場)
宮崎西(宮崎・初出場)
神村学園(鹿児島・３年ぶり３回目)
女満別(北海道・初出場)
石巻工(宮城・初出場)
洲本(兵庫・26年ぶり３回目)
…と、様々な注目点がありますね。
「倉敷商や鳴門って春は遠ざかってたんだな」と私はちょっと驚きました。
あ、ちなみに私のいとこの長男が来年から進学する学校も出場するんですよ。
個人的には各地区の推薦校が決定した昨年末(12/15)から
「どこが選ばれるんだろ」と気になっていました。
各地区で好成績を収めた学校ばかりで選考はかなりもめたそうです。
●北海道
女満別…全道大会進出(ベスト16)
●東北
石巻工…宮城大会準優勝(東北大会では初戦敗退)
●関東・東京
高崎…群馬大会準優勝・関東大会ベスト４
●東海
大垣西…岐阜大会ベスト４
●北信越
金沢西…石川大会優勝・北信越大会ベスト８
●近畿
洲本…兵庫大会ベスト４
●中国
広島観音…広島大会ベスト４(中国大会では初戦敗退)
●四国
小松…愛媛大会優勝(四国大会は初戦では高知に敗れる)
●九州
宮崎西…宮崎大会準優勝・九州大会ベスト８
この中で高崎と宮崎西が一般枠で選出されたので、
残り７校で21世紀枠を争うことに結果的にはなりましたね。
日本高野連の一部の関係者からは
「一般選考で選ばれる学校をなぜ推薦するのか」という不満の声があがり、
この関係者氏、九州地区の選考結果に対してなどに不満があるようです。
九州大会では、ベスト４に進出した創成館(長崎)が
準決勝で九州学院に０－９で敗れたことでマイナス評価を受け、
準々決勝で九州学院に０－２と善戦した宮崎西が逆転で一般枠にて代表を勝ち取りました。
「逆転選出」するのなら九州大会優勝の神村学園と
準々決勝で６－７と接戦を演じた大分が選ばれるべきなのですが、
「21世紀枠推薦校でもある」という要素が選出の要因になったのではと思われます。
上記の関係者氏が不満とする「一般選考で選ばれた21世紀枠推薦校」ですが、
昨年の総合技術(広島)も当てはまります。
中国大会ベスト４へ進出、準決勝では中国大会優勝の関西に０－１と大善戦しています。
つまり、今年に限った話ではないのです。
来年は85回大会。「節目の年だから」とか「出場校枠を増やすかも」ということよりも
しっかりとした選考基準を再検討しないといけません(本当に要検討なのであれば)。
夏の選手権大会は「一度負けると終わりの一発勝負」ですが、
センバツは『「秋の成績」＋「委員が決める」』…という大きな違いがあります。
「委員が決める」ことそのものに異論はありませんが、
秋の成績を十分に吟味した上で私情を極力排した「シビアな選考結果」がなされることを期待します。
プレーする選手たちのためにも。
個人的には…
『一般選考にも食い込む成績を収めた21世紀枠推薦校は、まさに「文武両道を実践している」と言えるので
現行通りの選考基準でよいのでは？』
…思っています( ‥)/
誰かがちょっと不満を漏らしたらルールを変える…修正ならわかりますが、
ガイドラインをコロコロ変えることは選考基準の不明確さを招く恐れがあるので
慎重に検討していただきたいものです。
