現在は置かれていないスタンプ、
「明神の森と寺田池」は駅の北側、加古川バイパスを越えたところにある兵庫大学に隣接しています。
加古川周辺のため池の中では３番目に大きいため池で、冬は渡り鳥たちの休息場になっています。
池畔の一角には「明神さん」と呼ばれる五社大明神の社があり、
1991(平成３)年の神社の改築、1998(平成10)年の「夢を育む森整備事業」を経て
素晴らしい森となりました。
もうひとつ「枯れ流れの庭のある駅」はおそらく「みとろ苑」のことでしょう。
江戸時代後期、綿花栽培により播州地域の豪農に成長した大西氏は、
加古川の右岸の「見土呂」の地に別邸を構えました。
1918(大正７)年に第９代大西甚一平は別邸内に大広間及び庭園を新造し、
これを「みとろ苑」と呼ぶようになりました。
