ケーブルカーを登りきって到着した高野山駅。
乗客のほとんどはバスに乗り込んで行きました。金剛峯寺など名高い寺院は駅前にはないのです。
ここも極楽橋と同様、『ほぼ「乗り換えのためだけの駅」』と言えそうです。
ま、ここには売店や発券窓口などがちゃんとありますが…。
駅舎は寺院風で風格がありますね( ^O^)
スタンプは発券窓口前に4種類ありました。
このほかにも窓口内で保管されていたのかもしれませんが確認し忘れました(-_- )
ラリースタンプと常設スタンプの他、観光列車「天空」を描いたものが2つ…、
車両を描いたのみの小型スタンプは「全国登山鉄道‰(パーミル)会」のラリースタンプですね。
パーミル会とは、南海電鉄と各地の中小私鉄5社が結成した親睦団体。
「観光地が沿線に有り、かつ登山鉄道としての性格を有している鉄道会社」という点が共通しています。
「パーミル」とは鉄道で勾配の程度を示す単位。
40パーミルなら水平距離1000メートルに対し40メートルの垂直距離の勾配を示します。
…わかりやすく言えば「1キロ進むと高度が40メートル上がる(または下がる)」ということです。
このパーミル会、加盟しているのは箱根登山鉄道・富士急行・大井川鐵道・
叡山電鉄・神戸電鉄・南海電鉄の各社。
最大勾配は富士急行の40パーミルが一番低く、叡山電鉄・南海・神鉄の3社が50パーミル。
残りの2社は群を抜いていて…箱根登山鉄道は80パーミル、大井川鐵道が90パーミルです( @_@)/
1キロ先では高度が100メートル近く上がっている…想像しにくいですね(笑)