辛亥革命の父と仰がれる孫文(孫中山)を顕彰する日本では唯一の博物館として、
1984(昭和59)年に開設されました。
1915(大正４)年築、現存する日本最古のコンクリートブロック造建造物で
国の重要文化財に指定されています。
過去に一度だけ訪問したことがあるのですが、スタンプが新しくなっていました( ‥)/
受付にシャチハタタイプで２つ、同じ絵柄のものが色違い(赤と緑)。
以前訪問した時に押したものは探してみたものの見当たらず…見つかったらアップしますね。
建物は華僑の貿易商、呉錦堂(1855～1926年)の舞子海岸にあった別荘「松海別荘」内の
八角形の中国式楼閣「移情閣」と付属棟などで、
「移情閣」という別称は『窓から六甲山地・瀬戸内海・淡路島・四国…と
「移り変わる風情」を楽しめること』から名付けられました。
ちなみに、楼閣の外観が六角形にも見えることから
地元では「舞子の六角堂」と呼ばれているそうですよ。
記念館は明石海峡大橋の建設を機に元々あった位置から200メートル移転しています。
私が以前訪問したのは移転前だったはずです…たしか(-_- )
建物は1994(平成６)年から解体に着手。
解体中だったことが幸いして、翌年１月の阪神淡路大震災では被害をまぬがれています。
現在地に移築完了したのは2000(平成12)年のことでした。
解体を機に金唐革紙等の館内装飾・備品の復元製作が行われたため
解体前よりかなりアップグレードされたと言えますね。
