【再編集】思い出の九州・その16
※このシリーズは旧ブログの「思い出のスタンプ旅行 鹿児島本線編」を加筆修正したものです。
熊本のスタンプの絵柄は当然、熊本城。
スタンプは現在は四角形から円形に変わっているようですね。
熊本城は安土桃山時代末期から江戸時代初期にかけて名将・加藤清正が
中世からあった千葉城や隈本城を基盤に整理・築城した城で、
フレーズにある「武者返し」はほぼ垂直となっている石垣の造りを指しています。
また、別名となっている「銀杏城」は清正が築城の際に城内に銀杏を植えたことに由来しています。
この銀杏の木は「籠城の際に食糧難をしのぐために植えられた」という逸話がありますが、
実はこれらの木は雄木のため実がなりません。
後の時代に清正の周到な築城計画のひとつのエピソードとして付け加えられたのでしょう。
この先、1~3駅ごとにスタンプ設置駅がしばらく続きます。