粟生線の駅スタンプ紹介に入ります。
鈴蘭台から３つ目の藍那は谷間の駅。
北五葉や星和台といった隣接する新興住宅街とは異なり、
急な斜面に茅葺きの民家を交えて家屋が密集する古い雰囲気を持った集落に位置しています。
基本的に無人駅なので巡回係員が滞在している時のみしか常設スタンプは押せません。
フレーズには「源義経ゆかりの地」とありますが、
これは源義経が鵯越の坂落としのために通った「義経道」に由来します。
他にも『福原の地に遷都した平清盛が、
丹生山にあった明要寺に参詣する途中に位置する藍那の地を大切にした』
『大きな尼寺があった』…など様々な伝承がこの地にはあります。
右の小型スタンプに描かれている石柱は駅前の小高い土手に立つ「七本卒塔婆」でしょうか。
７本の石柱の他に３つの三重石塔があります。
石塔と言えば、駅に近い線路沿いには紫式部の墓との伝承がある宝篋印塔があり、
細い道を南に上がっていった藍那の辻に立つ宝篋印塔は和泉式部の墓との伝承があります。
藍那の地では数々の伝説に接することができるんですね( ‥)/
↓一昨年の年末に押印しました(2009/12/10)↓
http://sta-colle.seesaa.net/article/176492073.html
