高島郡内の町村が全て合併された誕生した高島市、
旧・新旭町役場が現在の市役所本庁舎となっています。
「新旭」の地名の由来はあまり知られていないと思いますが
(私は今回記事を作成する際に初めて知りました)
『他の地方にある「旭町」より後に新設された町』…ではありません。
1955(昭和30)年に新儀村と饗庭村が合併して発足した新旭町は
明治の大合併で誕生した饗庭村の一部となった旭村の「旭」、
新儀村の「新」のそれぞれ1文字とった合成地名です。
明治で早くも消えた「旭村」ですが、「旭」の地名は駅の北側にしっかり今も残っています。
支社印に描かれているのは湖岸に広がる新旭風車村。
1988(昭和63)年、菅沼の浄化を目的として曝機水車を設置するにあたり、
「その電源はクリーンなエネルギーを利用しよう」と
発電機能がある6枚羽ジャンボ風車が設置されました。
併せて周りの景観整備としてオランダ風車を2基、アイリスハウスが建てられ風車村が誕生、
風車村西側には花菖蒲園が開設されました。
※残念ながらジャンボ風車は現在は老朽化のため機能していません。
1993(平成5)年には道の駅の指定を受けて「道の駅・しんあさひ風車村」となり、
色とりどりの花々が楽しめる休憩スポットとしてドライバー達に親しまれています。