●2010(平成22)年1月13日 旧ブログにてアップ
松阪駅前の情報センターにはいろんなスタンプがあるのですが、
その中のひとつ、現在は津市の一部になっている一志郡香良洲町のスタンプです。
伊勢湾に面した香良洲町は名松線が走っていないのですが、
(それ以前に町内には鉄道がなかった!)
「名松線沿線市町村協議会」に入っていました。
なぜ「沿線」なのか?
以前も書きましたが、あらためて…。
『1982(昭和57)年、台風の被害で一部不通となった国鉄名松線は廃線の危機に陥ります。
路線存続をアピールするため沿線各自治体が一体となり翌年から始めたのが
「名松線駅伝」と呼ばれた「一志郡町村対抗駅伝競走大会」。
ちょうど箱根駅伝のテレビ放映が始まり駅伝人気が高まった頃です。
この駅伝の第1回のコースが香良洲町役場から美杉村役場までの約40キロでした。
早春のイベントとして並走する名松線の存在をアピールし続けたとのことですが、
各沿線自治体が吸収合併される直前の2004年に打ち切られています』
これらの経緯があるんでしょう。
「名松線存続沿線自治体協議会」は沿線の当時の5町村に
香良洲町が加わった6町村となっていました。
スタンプには「名松線沿線市町村協議会」とありますが、
これはさらに松阪市が加わったもののはずです。