備中高梁は総社以来の大きな街並みで、
旅行者の他にも休日にも関わらず制服姿の高校生が多かったですね。
クラブ活動帰りでしょうか。
他にも大学生と思われる若い人達が駅周辺に多くいました。
高梁市は過疎化が進む山間の街ですが、
吉備国際大学・短大があるため20歳前後の人口が多いそうです。
支社スタンプに描かれているのは備中松山城と吹屋の町並み。
備中松山城は日本100名城のひとつで天守が現存しています。
天守が今も残っているのは全国にわずか12ヶ所しかありません。
「松山」と言えばやはり愛媛の松山がまず頭に浮かぶはずですが、
2つの松山藩は戌辰戦争の際に新政府側と幕府側に分かれました。
伊予松山藩は新政府側、備中松山藩は旧幕府側へ…。
言うまでもなくその後は明治維新を迎えるわけですが、
旧幕府側についた備中松山藩は廃藩置県の際に高梁藩と改名されました。
もし新政府側と旧幕府側、付く側が逆だったら
「愛媛の松山」とはならなかったかもしれませんね( ‥)/
国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている吹屋の町並みは
2004年に高梁市の一部となった成羽町にあります。
ベンガラはオランダ語で漢字で書くと「弁柄」。
別名を酸化鉄赤と言う赤色顔料で、
インドのベンガル地方で採れることからこの名が付いたそうです。
ベンガラ格子が鮮やかな吹屋の町並みは「八つ墓村」や「釣りバカ日誌」など
多くの映画やドラマの舞台となり観光スポットとなっています。
備中高梁の駅入口横には「男はつらいよロケ地」の記念プレートが立てられていますよ。