今のところ3大エピソード・第2位
●偶然の出会いで戻ってきたスタンプ
<2009年12月24・30日 旧ブログにアップした記事を再編集>
新しいスタンプが設置されたり、駅が無人化されると、
古いスタンプはまだ押せるのに撤去されるというケースがあります。
委託駅だった駅が無人駅になる場合は委託されていた方が引き取る場合もあります。
和歌山線の妙寺駅は有人駅の頃、初代の和歌山支社印が設置されたのですが、
無人化の際にそのスタンプは撤去。
無人化はされたものの現在駅舎には物産センター「妙寺駅マルシェ」が入居しています。
右のラリースタンプ(今はない模様)を押しに駅を訪れた際に、
初代の和歌山支社印に描かれている堀越癪観音の住職氏がちょうど店内におられ、
「それならうちにあるよ。押す人がいるのなら駅に戻しましょう」
と思いがけない言葉をいただきました。
そして数日後、あらためて訪問し無事貴重な左の初代和歌山支社印を押すことができたのでした。
店の方からは「最近横浜の人から『印影郵送願います』との手紙があり郵送しました」との話。
あと「スタンプ、店のホームページに載せようかな」とも話されていましたが、
現在、しっかり印影がホームページに載っていますね。
「妙寺駅マルシェ」の営業時間は9時から17時と通常の委託駅並みですが休業日には要注意。
水曜と土曜が休業、と入口ドアには掲示されていますが
職員の方の都合で休業になる場合もあるらしく、さすがにこれはわかりません…( -_-)/
支社印に描かれている堀越癪観音は大阪府との府県境に近い役行者ゆかりの寺院です。
近くには県の天然記念物でもあるサザンカの古樹(樹齢400~500年)もあるとのこと。